ドイツの自動車事情
ドイツは自動車天国である。アウトバーンという時速無制限の道路が主要都市を結び整備されており、メルセデスベンツ、BMW、アウディ、ポルシェ、VWなど名立たる世界メーカーを誇り、ドイツ車は日本でも一番人気の外国車である。とにかくドイツ車は最高速度が速い。というより、最高速度の速い順に値段が高くなっている。メルセデスベンツのSシリーズはEシリーズより値段が高いし、速度ももちろん速い。最近ではドイツ国内においても省エネなどから、一頃に比べて運転がおとなしくなったが、それでも、180Km以上は普通である。一頃は、アクセルペダルを底まで踏まないと満足しない民族のようで、メルセデスベンツS500やBMW750が250km以上でアウトバーンをぶっ飛ばしていた。また、最近の特徴は、ディーゼルエンジンが主流になりつつあることである。最近の欧州車のディーゼルエンジンは、パワーもあり燃費もよく、ガソリンエンジンと性能を比べても遜色ない。ドイツでは60%がディーゼルエンジン車となっているといわれており、メルセデスベンツ、BMWなどの高級車もディーゼルエンジンを積んでいるものが多い。私が乗っているBMWX3も3リットルのディーゼルエンジンで、出足などなんの問題もなく音も静かで燃費もよく大変満足している。だいたいアウトバーンでは180Kmから200Kmで走らせることが多い。ドイツに限らず、欧州ではディーゼルエンジンが主体になっている。英国を除いて、それぞれの国は、国産比率が高い。
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